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205系山手線
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〜ディスプレイコレクション〜
2003年9月に発売したディスプレイコレクションより全10車種をご紹介。
205系京阪神緩行線 205系横浜線 205系南武線 205系埼京線 205系中央総武緩行線
205系武蔵野線 205系仙石線 205系仙石線(2WS) 205系山手線 205系京葉線
205系といえば山手線だが、E231系に置き換えられつつある。

205系は国鉄初の軽量ステンレス構造車両として登場、山手線に初めて投入された。量産先行車ではユニットサッシであったが2次車からは腐食にしにくいステンレス車体の特性を活かし、一段下降窓となった。加えて、戸袋窓や妻窓のない姿は明らかに従来の国鉄車両とは一線を画するものであり、山手線を走行するその姿は国鉄型電車ではなく私鉄電車のような趣を感じたものであった。メカ的にも「ボルスタレス台車」「界磁添加励磁制御」「電気指令式ブレーキ」「電動ワイパー」など、今までの国鉄型車両にはない新機軸が数多く盛り込まれた。

国鉄分割民営化後も増備が続けられ、JR化後に設計された209系、E231系などに大きな影響与えている。とくに、誰の目から見ても明らかなのが6扉車両の存在である。登場当時の山手線の205系は、同系車両が走る多くの路線と同じく10両編成で運用されていた。しかし、東京、とくに区部への昼間人口集中は年々激しさを増し、その通勤通学需要を満たすための中核路線たる山手線の混雑は、極限の状態に達していた。そこで、山手線の11両編成化が試みられた。山手線の各停車駅が調査され、一部改修が必要なものの、11両編成化は可能であると判断され、実行に移された。

そしてさらにもう一段階の対策が考案された。それが6扉車両である。扉の数が多いので乗降がスムーズにでき、また車内の座席を朝の通勤時間帯に限って跳ね上げてしまいスペースを増やすという驚きの車両である。ラッシュ前にこの車両に乗ると、真中に手摺が数本あるだけで非常に殺風景である。あくまで“運ぶ”ことに徹したこの車両は批判を浴びることが多かったのも確かであるが、限られたスペースの中で乗客のニーズに最大限答えるための最適解がこれだったのもまた事実である。

この6扉車両は、現在大増殖中のE231系に引き継がれている。また、E231系の山手線投入で余剰となった205系の6扉車両は、首都圏のJR線でも混雑率の高い埼京線に転属し、10両編成中、2両が6扉車両となり、混雑率緩和に貢献している。

今までの国鉄車両とは一線を画する車両ながら、最近の車両と比較するとやはり国鉄らしさが感じられ、過渡期的な車両イメージである。
一段下降側窓の採用、戸袋窓と妻窓の廃止は新時代の到来を感じさせたものであった。
205系は国鉄型車両らしいモーター音を響かせる。その響きは年々数を減らす国鉄型車両一族である証だ。
※ディスプレイコレクションは生産及び出荷を終了しております。ご了承ください。
※商品詳細はデジQトレイン公式サイトをご覧下さい。
※この商品は動力(モーター)が付いていないため自走しません。 なお走行させるには、別売りの「ディスプレイコレクション専用動力車」が必要です。