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近距離特急の究極形

●2004年9月のトップページ写真----『近距離特急の究極形』
永らく西武鉄道新宿線は池袋線と共に通勤通学輸送に特化したダイヤが組まれていました。
一大人口密集地が広がる関東西北部の逼迫する通勤通学輸送需要に応えることに精一杯の状況でした。しかし、昭和44年の西武秩父線の開業をきっかけに、レッドアローこと5000系が「ちちぶ」「むさし」として池袋線に投入されました。この列車はかなりの好評を得て、登場時の4両編成から増備がなされ、全編成が6両編成化されました。なお、登場した翌年にはブルーリボン賞を受賞しています。昭和51年には、新宿線にも「おくちちぶ」(西武新宿〜西武秩父)が設定されたのですが、休日だけの運転であったこともあり、池袋線の列車と比べ小規模で地味な印象でした。新宿線にも本格的な特急列車の設定が待たれていたのです。

平成5年にニューレッドアローこと10000系により「小江戸」(西武新宿〜本川越)が設定され、新宿線にもいよいよ本格的な特急列車が運行されるようになりました。この列車の登場により速達性が向上し、JR埼京線との競争力も大幅に向上しました。なお、「小江戸」の登場で「おくちちぶ」は池袋〜西武秩父間を走行する特急となり、「ちちぶ」と同一経路を辿ることになりました(ただし、「おくちちぶ」は入間市を通過)。その後、「おくちちぶ」は平成15年末に残念ながら廃止されています。10000系の池袋線への投入は、新宿線登場の翌年と少々遅れましたが、瞬く間に5000系と入れ替わり西武線の主役の座につきました。

登場から11年が経過していますが、行楽やビジネス輸送だけでなく通勤輸送の一翼も担って大活躍しています。有料特急ながら、高い乗車率を維持していることからもそのニーズの強さが伺えます。今回はNRA10000系「小江戸」と残りわずかとなった山手線の205系との立体交差をイメージしました。


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